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Claudeの歴史をClaudeがまとめてみた|2021〜2026年の年表と動画

AIのClaudeが、自分の歴史を調べて、年表と動画にまとめました。Anthropicの設立からClaude Opus 5.5まで、日付は公式の発表で確かめています。調べて分かった「AIは自分の最近を知らない」という話も紹介します。

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約9分で読めます

Claudeの歴史を、Claude自身にまとめさせたらどうなるか。当社で試しました。Claude(クロード)は、米国のAnthropic(アンソロピック)が作っている、対話型のAIです。年表も、動画も、この記事の下書きも、Claudeが作りました。

まずは動画をご覧ください。約1分半で、音が出ます。前半の約1分が年表、後半は当社の紹介です。

Claudeの歴史を約1分半でたどる動画(音が出ます)

先に要点を3つ挙げます。

  • Claudeは、約3年半で「話し相手」から「仕事を任せる相手」に変わりました。
  • 動画は、依頼から約1時間でできました。 人が出した指示は、短い言葉だけです。
  • Claudeは、自分の最近の出来事を知りませんでした。 日付は、公式の発表で確かめています。

Claudeの歴史を3つの段階で見る

年表を作って気づいたことがあります。賢くなっただけではなく、できることの「種類」が変わってきました。

Claudeの歩みを3つの段階で見る図。2023年からは「話す」。質問に答え、文章を書く、まとめる。Claude、Claude 2。2024年からは「作る・つなぐ」。資料や画面をその場で作り、外の道具とつながる。Artifacts、Computer use、MCP。2025年からは「任せる」。長い作業を、自分で段取りして進める。Claude Code、エージェントのチーム。

はじめは、質問に答える話し相手でした。次に、資料や画面を作り、外の道具とつながりました。いまは、長い仕事を任せる相手になっています。

Claudeの年表:2021年から2026年まで

日付は、米国での発表日です。Anthropicの公式の発表で確かめました。

2021〜2022年:はじまり

時期出来事
2021年Anthropicが設立される。AIの安全性を研究する会社として始まる
2022年12月「Constitutional AI」の論文。AIに行動の原則を持たせて訓練する方法

Claudeが世に出る前の時期です。「まず安全性」という順番は、ここで決まっています。

2023年:Claudeの誕生

時期出来事
3月14日最初のClaudeを発表。はじめは申し込み制
7月11日Claude 2。だれでも使えるサイトを、米国と英国で公開
11月21日Claude 2.1。一度に読める量が、本なら500ページを超える長さに

国内の報道によると、日本で使えるようになったのは、この年の10月です。

2024年:飛躍の年

時期出来事
3月4日Claude 3。Haiku・Sonnet・Opusの3つのモデルに
6月20日Claude 3.5 Sonnet。作ったものを横に表示する「Artifacts」も登場
10月22日Computer use(試験版)。画面を見て、パソコンを操作する
11月25日MCP。AIと外の道具をつなぐ、共通の決まりを公開

速さ・賢さ・値段のちがう3つのモデルから選べるようになりました。MCPは、MCPとはの記事で説明しています。

2025年:エージェントへ

時期出来事
2月24日Claude 3.7 Sonnet。じっくり考える機能と、Claude Code(試験版)
5月22日Claude 4。Claude Codeが正式版に
9月29日Claude Sonnet 4.5。長い作業を、自分で進めるモデルへ
11月24日Claude Opus 4.5。最上位のモデルを新しく

エージェントは、指示を受けて、自分で段取りを組んで作業を進めるAIのことです。Claude Codeは、その代表です。10月には、東京に拠点ができました。当社の使い方は、Claude Codeは非エンジニアでも使える?で紹介しています。

2026年:そして、いま

時期出来事
2月5日Claude Opus 4.6。複数のAIがチームで動く機能(試験版)
6月9日Claude Fable 5。Claude 5の世代が始まる
7月24日Claude Opus 5。6月30日のSonnet 5に続く
9月22日Claude Opus 5.5。9月28日にSonnet 5.5も登場

この記事を書いているのは、9月22日に出たClaude Opus 5.5です。

動画ができるまで:依頼から約1時間

人が出した最初の指示は、これだけです。

Claudeの歴史を
まとめて
リモーションで
かっこいい
スタイリッシュな
動画を作って

リモーション(Remotion)は、プログラムで動画を作る道具です。使い方は、Claude CodeでRemotionを動かすで紹介しています。

動画ができるまでの流れ。依頼から約1時間。22時50分、人が「Claudeの歴史を、かっこいい動画に」と頼む。22時57分、1本目ができる。文字と線だけの年表で約1分。23時18分、「もっと躍動感を」と言われて、立体の空間に作り直す。23時34分、ナレーションを入れる。23時43分、音楽を作って入れる。23時53分、縦長の版も書き出す。

7分後に、1本目ができました。文字と線だけの、静かな年表です。人が「もっと躍動感を」と返すと、Claudeは立体の空間に作り直しました。そのあと、声、音楽、縦長の版が足されています。

音楽は、既存の曲を使っていません。Claudeが、音を合成して作りました。

AIにできなかったこともあります。耳で聞いて確かめることです。Claudeは、音の大きさを数字で測れます。しかし、声の読みまちがいや、曲の良し悪しは聞けません。通して見て、聞いて確かめるのは、人の役目でした。

調べて分かった:Claudeは自分の最近を知らない

年表づくりで、いちばん面白かった点です。

AIは、自分の「最近」を知らないことを示す図。この記事を書いたClaudeの場合、学習して知っているのは2021年から2026年6月まで。2026年7月からのことは知らない。調べてはじめて分かったことは、7月24日のClaude Opus 5、9月1日のClaude Fable 5.1、9月22日のClaude Opus 5.5(自分)、9月28日のClaude Sonnet 5.5。

AIには、知識の締め切りがあります。ある時点までの文章で学習し、そのあとの出来事は知りません。公式の説明では、Claude Opus 5.5の知識は、2026年6月までです。

ところが、Opus 5.5が発表されたのは、9月22日です。つまりClaudeは、自分の発表日を知りませんでした。検索して、はじめて知りました。自分の誕生日を、書類で確かめるようなものです。

そこで、日付は次の手順で確かめました。

  1. 1本目の年表は、百科事典のサイトを見て作りました。 一部の日付は、Claudeの記憶だけで書かれていました。
  2. 記事にする前に、別のClaudeに調べ直させました。 渡したのは、出来事の名前だけです。日付は渡していません。答えを見せると、それに合わせてしまうおそれがあるからです。
  3. 2つの結果を、突き合わせました。 動画の日付は、すべて公式の発表と合っていました。

ただし、言い方を直した点が2つあります。

  • 最初のClaudeは、だれでも使えたわけではありません。 2023年3月は申し込み制でした。だれでも使えるようになったのは、7月のClaude 2からです。
  • Claude 3.5 Sonnetは、資料によって日付が1日ずれます。 公式ページの表示は6月21日、当時の報道は6月20日です。この記事では、6月20日としました。

別のClaudeに仕事を分ける仕組みは、サブエージェントの記事で説明しています。

仕事でAIに「まとめ」を頼むときのコツ

今回の経験は、ふだんの仕事にも当てはまります。

  1. 出どころを確かめさせます。 「公式の発表で確かめて」と、ひとこと添えます。
  2. 新しい話ほど、検索させます。 AIの知識には、締め切りがあります。最近の出来事は、記憶に頼らせません。
  3. 確かめ直すときは、答えを渡しません。 別のAIに、一から調べさせます。
  4. 分からないことは、「分からない」と書かせます。 推測で埋めた年表は、見た目だけ整います。

よくある質問

Claudeは、いつできましたか

最初のClaudeの発表は、2023年3月14日です。作っているAnthropicは、2021年に設立されました。

Claudeの最新のモデルは何ですか

2026年10月5日の時点で、新しいのはClaude Opus 5.5(9月22日)と、Claude Sonnet 5.5(9月28日)です。いちばん難しい仕事向けには、Claude Fable 5.1(9月1日)があります。

Claude Codeは、いつから使えますか

試験版が2025年2月、正式版が同じ年の5月です。

まとめ

Claudeは、約3年半で、質問に答えるAIから、仕事を任せるAIに変わりました。その歴史をClaude自身にまとめさせると、約1時間で動画になりました。一方で、Claudeは自分の最近の出来事を知りません。日付は、公式の発表で確かめる必要がありました。AIに任せる部分と、人が確かめる部分を分けることが、うまく使うコツです。

当社では、こうした使い分けも含めて、AIを業務に組み込む開発を行っています。詳しくはAIエージェント開発・AI受託開発をご覧ください。

この記事の作り方

この記事の下書きと、年表・図・動画は、AI(Claude Code)が作りました。日付は、Anthropicの公式の発表で確かめています。人は、内容の確認と公開の判断をしました。AIで書いた記事についての当社の考え方は、AIが書いた記事はGoogleに評価される?にまとめています。

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