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Claude Codeのコネクタ(MCP)とは|AIにSlackやGmailを使わせる仕組みと実例

Claude Codeのコネクタは、AIにSlack・Gmail・Linearなど会社の道具を使わせる「合鍵」の仕組みです。つなぎ方、当社の約2週間の記録で見えた使われ方、鍵を渡すときの3つの注意を、5分で読める長さにまとめます。

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約5分で読めます

Claude Code(クロードコード)が、はじめから扱えるのは、おもに手元のパソコンの中のファイルです。会社のメールやチャット、予定表は、そのままでは見えません。そこで使うのが、コネクタです。つなぐと、AIがSlackやGmailを自分で開いて、読んだり書いたりできるようになります。

この記事では、当社の約2週間の記録を例に、仕組みと使われ方、注意点を紹介します。

先に要点を3つ挙げます。

  • コネクタは、AIに渡す「合鍵」です。 つないだサービスに、AIが自分で出入りできるようになります。
  • 当社では、会話の9割近くでコネクタが使われていました。 いちばん多いのは、作業の記録です。
  • 鍵は、使う部屋の分だけ渡します。 「送る」「消す」は、人が確かめてからにしています。

Claude Codeのコネクタとは:AIに渡す合鍵

たとえるなら、合鍵です。会社には、メールの部屋、チャットの部屋、予定表の部屋があります。ふだん、AIはどの部屋にも入れません。合鍵を渡すと、その部屋にだけ入れるようになります。

部屋の中では、AIは、鍵を渡した人として動きます。その人が見られるものを見て、その人の名前で書きこみます。

公式の説明では、コネクタは「MCP(エムシーピー)サーバーに、画面でつなぐ手順を付けたもの」です。MCPは、AIと外の道具をつなぐ共通の決まりです。くわしくはMCPとは何かで紹介しています。

つなぎ方:選ぶ・ログインする・頼む

コネクタの流れ。1 人が、つなぐサービスを選ぶ。2 人が、ログインして許可を出す。3 人が、ふつうの言葉で頼む。4 AIが、道具を選んで、読む・書く。

デスクトップアプリでは、入力欄の「+」から「Connectors(コネクタ)」を選びます。Googleカレンダー、Slack、Linearなどが並んでいます。つなぎたいサービスを選び、ログインして、許可を出します。これで、合鍵が渡ります。

あとは、ふつうの言葉で頼みます。

今週届いた
見積の相談メールを
探してください。
返信は下書きまで。
送信はしないで
ください。

AIは、つないだサービスの道具の中から、使うものを自分で選びます。外したいときは、設定の「Connectors」から、いつでも切れます。

当社の実例:約2週間の記録から

当社の会話の記録を、約2週間ぶん調べました。

当社のコネクタの使われ方。コネクタを使った会話は9割近く。操作の約3分の2は作業の記録。記録を除くと、操作の8割強は読む操作。コネクタでのメール送信は無し。

  • 会話の9割近くで、コネクタが使われていました。 多くは、作業の記録です。当社では、AIが、受けた依頼とやったことを、課題管理のLinear(リニア)に自分で書き残します。コネクタの操作の約3分の2が、この記録でした。
  • 記録のほかにも使った会話は、約4割です。 Gmail、Slack、Googleドライブが、ほぼ同じくらい使われていました。メールを探す、チャットの流れを読む、資料を開く、といった使い方です。
  • 記録を除くと、操作の8割強は「読む」でした。 書きこむ操作は、2割弱です。
  • コネクタでのメール送信は、一度もありません。 作ったのは下書きまでです。送る前に、人が読んで確かめます。

コネクタを使った会話の半分近くは、2つ以上のサービスをまたいでいました。メールを読み、資料を探し、記録を書く。人なら画面を3つ開く仕事を、AIは1つの会話の中で進めます。

使ってわかった注意

  1. 鍵は、使う部屋の分だけ渡します。 公式の説明も、信頼できる相手にだけつなぐよう勧めています。外から届いた文章を読む道具は、文章に「にせの指示」をまぜられるおそれがあるためです。
  2. 「送る」「消す」は、人が確かめてから。 鍵を持ったAIは、あなたの名前で動きます。当社では、メールは下書きまで。チャットを送るのは、人が「送って」と言ったときだけです。
  3. つないでも、できることは相手しだいです。 当社でも、あるサービスで、読めるのに、書きこみは毎回断られました。その接続に、書きこむ権限が無かったとみられます。できることは、鍵を渡した人の権限と、相手のサービスの設定で決まります。

よくある質問

コネクタとMCPは、どう違いますか

ほぼ同じものです。MCPは、つなぐための共通の決まりです。コネクタは、それを画面の操作だけでつなげるようにしたものです。

つなぐのに、プログラムの知識は要りますか

要りません。サービスを選んで、ログインするだけです。一覧に無いサービスは、設定を書いてつなぐ方法があります。

まとめ

コネクタは、AIに渡す合鍵です。つなぐと、AIはメールやチャット、課題管理を自分で開いて、仕事を進めます。便利なぶん、渡す鍵は必要な分だけにする。「送る」「消す」は人が確かめる。この2つが、安心して任せる土台になります。

Claude Codeの仕組みは、スキル、メモリ、フック、サブエージェント、ルーティンの記事でも紹介しています。

当社では、こうした仕組みづくりも含めて、AIを業務に組み込む開発を行っています。詳しくはAIエージェント開発・AI受託開発をご覧ください。

この記事の作り方

この記事の下書きと図は、AI(Claude Code)が作りました。割合は、当社の会話の記録を調べたものです。人は、内容の確認と公開の判断をしました。AIで書いた記事についての当社の考え方は、AIが書いた記事はGoogleに評価される?にまとめています。

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